くにあすDiary✴︎

思ったことありのままに書く〜

メメントモリ

 

最近話題になった

100日後に死ぬワニ

を見て号泣。

 

「その日」まで何気なく続く日常。

それは、ごく当たり前の事なんだけど、

胸に刺さりすぎて苦しくなった。

 

適応障害で倒れて病院に運ばれた時、

闘病中に自分はもう死んでいるのかもしれない

って思った時、辛くてどうしようもなくて

苦しい、死にたいって思った時もあった。

 

人は産まれた時から死に向かっている

っていうのは本当にそうかもしれない

と思ったけど、私も含め、多くの人はその当たり前を

忘れて生きている気がする。

 

でも、病気になってから知った人生何が起こるかわからないという事。

だからこそ、楽しく生きる事を忘れちゃいけない

やりたい事をやろうって思った。

 

病気になってしばらくしてから

メメントモリ」という言葉に出会った。

らてん語で死を記憶せよという意味だった。

 

死ぬかもしれないという経験をしたからこそ

その言葉が胸に刺さって時々、出てきた。

 

100日後に死ぬワニの作者が伝えたかったのは

そういう所じゃなかったかなと思う。

 

そして、100日後に死ぬワニを見て思ったのは、

この先、自分の身内、友達や家族に「その日」

が来たら、自分は大丈夫なんだろうか

と少し不安になった。

 

これまで何回か、「その日」がきて

別れた人はいる。

でも、いつの間にかその人がいない生活に慣れてしまって

忘れてしまっている自分がいるから

身近な人に「その日」が来て、いきなり

別れが来る事が少し怖いとも思ったりした。

 

いずれは来る別れ。

それを知った上で自分は今、目の前の人、家族や友達に

何が出来るんだろうって思った。

優しくする、しか思い浮かばなかった。

 

これまで家族と喧嘩して言ってはいけない言葉を

言った事もある、そのまま別れが来ていたらきっと

ずっと後悔していただろうと思う。

 

いずれ来る「その日」

に対して、今、自分が出来る最大限の事をしていこうと思った。