くにあすDiary✴︎

思ったことありのままに書く〜

分かりすぎる苦悩

 

 

こないだ、ハローワークで紹介して貰った

職場に見学に行った。

 

病院の施設見学で、担当する予定の精神科のデイケア

病棟を見学した。

 

閉鎖病棟というとすごい怖いイメージがあったが、

私がいったときは、作業療法士の人達と一緒に楽しそうに

ワークをする利用者さんがいて、楽しそうだった。

 

見学を終えて帰ってきた自分の気持ちは

感覚でいうとずっしりとした重いものだった。

 

3年前、病気になってすぐ幻聴が聞こえたりするぐらいまで

悪化した。

デイケアで出会った1人の男性も、幻聴が聞こえないように

作業に集中しているところだった。

 

その人を見てると私は苦しくなった。

この人はどのくらい病気と闘っているんだろう、

今どんな気持ちなんだろうと思うと

自分が病気と闘っていた時の事を思い出して辛くなった。

 

 

施設見学を終えて直後の私の気持ちは、

この場所でいい経験ができるかもしれないと

思っていた。

しかし、帰ってきてしばらくすると

心の底に溜まっていたモヤモヤが溢れ出した。

 

私は、精神疾患の経験者

だから、利用者の気持ちは共感できるし、わかる、

だからこそ、寄り添える事ができるかもしれないとも

思ったが、逆にわかりすぎて自分が辛くなるのではないか

とも思った。。

感情移入しすぎちゃう可能性もあるんじゃないか

と思ってしまった。

今日、施設見学で見たあの人達のこれまでの苦悩と

これからの事を思うと胸が苦しくてならなかった。

 

ここで一つの気づき、

自分は、カウンセリングを通して人助けをしたい。

と思っていたが、

それは、病気になった人ではなくて、

健康だと思っているけど、少し調子が悪い人達の

手助けをしたいと思った。

 

よし、これで一つやりたい事が

明確になった。

あとは、そういう職を探すだけ。